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オープンソースのマルチメディアフレームワーク「FFmpeg 2.8」が公開

CVE番号ベースで9件の脆弱性を修正

 オープンソースのマルチメディアフレームワーク「FFmpeg」の最新版「FFmpeg 2.8」(コードネーム:Feynman)が、9日に公開された。現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。Windows向けのバイナリは“Zeranoe FFmpeg”からダウンロードできる。

 「FFmpeg」は、音声・動画ファイルのフォーマットを変換するツールやライブラリから構成されるオープンソースのマルチメディアフレームワーク。「Google Chrome」や「MPlayer」、「VLC media player」といったオーディオ・ビデオを扱うさまざまなソフトで利用されている。

 「FFmpeg 2.8」は「FFmpeg 2.7」に代わる新しい安定版で、変更点は各コンポーネントのアップデートがメインとなっている。そのほかにも、CVE番号ベースで9件の脆弱性が修正されているので注意。うち7件は共通脆弱性評価システム“CVSS v2”のベーススコアで“7.5(HIGH)”と判定されており、なるべく早いアップデートが必要だ。

(樽井 秀人)