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Google、バイナリファイルの比較ツール「BinDiff」を無償化
マルウェアやセキュリティパッチの解析に利用されるツール
(2016/3/22 16:13)
米Google Inc.は18日(現地時間)、バイナリファイルの比較ツール「BinDiff」を無償化したことを明らかにした。現在、zynamics社のWebサイトから最新版のv4.2が無償でダウンロード可能。
「BinDiff」は、2011年にGoogleによって買収されたソフトウェアベンダーzynamics社が開発しているバイナリ比較ツール。バイナリファイルの差分や逆アセンブルされたコードの類似性をすばやく見つけ出すことが可能で、ベンダーによって提供されたパッチから脆弱性を修正した箇所を特定・識別したり、同じバイナリのバージョンによる差異を分析するのに役立つ。
本ソフトはWindows/Linuxに対応しており、動作には「JRE」v1.7以降が必要。また、Hex-Rays社の逆アセンブラ「IDA Pro」v6.8以降も必要となる。
ソフトウェア情報
- 「BinDiff」
- 【著作権者】
- zynamics GmbH、Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows/Linux(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.2