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オンラインビデオ会議サービス「Zoom」のアプリ、2年ぶりのメジャーバージョンアップ

メモリ最適化機能、音声翻訳、カスタム絵文字などの新要素

Zoom Video Communications、「Zoom Workplace 7.0.0」をリリース

 米Zoom Video Communicationsは3月24日(現地時間)、「Zoom Workplace 7.0.0」をリリースした。2024年4月以来、約2年ぶりのメジャーバージョンアップとなる。

 「Zoom Workplace」は、オンラインビデオ会議サービス「Zoom」のクライアントアプリ。デスクトップ(Windows、macOS、Linux)、モバイル(iOS、Android)に加え、空間コンピューティングデバイス「Apple Vision Pro」(visionOS)をサポートする。

 Windows版はWindows 10、Windows 11に対応しており、現在、x64版(64bit)とARM64版が提供中。x86版(32bit)もダウンロード可能だが、2025年12月をもってサポートが打ち切られた。セキュリティパッチの提供を含むサポートが受けられなくなっている点には注意したい。

 「Zoom Workplace 7.0.0」では、主に以下の変更が盛り込まれている。

  • 全般
     ►非アクティブタブのメモリ最適化:使っていないナビゲーションタブをスリープ状態にしてメモリ消費を抑える。タブの読み込み速度優先、バランス、システムパフォーマンス優先の3段階から最適化レベルを選べる
     ►ナビゲーションバーのタブ順序を管理者が一括設定できるように
     ►管理者が「Zoom Workplace」内にバナーを表示できるように。全社向けアナウンスや重要なお知らせをアプリ内で直接配信できる
     ►「macOS 10.13」(High Sierra)、「macOS 10.14」(Mojave)のサポート終了。一部のレガシーLinuxディストリビューションもサポート外に
  • ミーティング
     ►音声翻訳(Voice Translator):AI字幕の翻訳テキストを音声に変換して読み上げられる。優先言語の指定や音声の選択が可能
     ►カスタム絵文字:管理者が組織独自の絵文字をアップロードすれば、参加者がリアクションや会話で活用できる
    カスタム絵文字

     ►ミーティングチャットのコピー・ダウンロード制限。管理者から制御できる
     ►ローカル録画の自動開始:参加者が録画申請してホストが承認すると自動的に録画が始まる
     ►「Zoom Huddles」(ハドル)がv7.0.0で終了となった。既存チャンネルは通常の「Zoom Chat」チャンネルに移行。旧バージョンのユーザーはv7.1.0リリースまでの3カ月間は引き続き利用可能
  • チャット(旧:チームチャット)
     ►本バージョンより改称。コア機能に変化はなし
     ►会議中のメッセージを他の会話へ転送できるように
     ►会議の参加者が会議前や会議後に会議チャットへアクセス可能に
  • Clips
     ►タイムラプス録画モードがモバイルに追加。長い時間を短く圧縮
     ►カスタムカートゥーンアバターの作成がモバイルでも可能に(デスクトップはすでに対応)
     ►明るさ・彩度・コントラストのリアルタイムフィルターをモバイルでの録画中に適用できるように
     ►「Clips」レコーダーにカメラ切り替えボタンが追加。録画中にフロント・バックカメラをワンタップで切り替えられる