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「Zoom」アプリが刷新、デザイン変更で生産性向上、名称も「Zoom Workplace」に
背景を暗くして人物を目立たせるポートレート照明機能も追加されたv6.0.0が公開
2024年4月17日 06:45
米Zoom Video Communicationsは11月20日(現地時間)、Windows版「Zoom」クライアントアプリの最新版にあたる「Zoom Workplace」v6.0.0を公開した。名称が「Zoom」から「Zoom Workplace」へ変更されたほか、デザイン刷新、生成AI機能「Zoom AI Companion」の強化など大きな改善が施されている。
デザイン面ではテーマがサポートされ、ライトモードを選択した際にウィンドウの基調カラーを4種類から選べるようになった。また、アイコンやメニュー、ツールバーなどのデザインも刷新されている。
機能面の大きな変更は、[Meeting]タブと[カレンダー]タブが追加されたこと。[Meeting]タブでは会議前に会議資料など必要な情報をまとめておけるほか、会議後には「Zoom AI Companion」による会議の要約や録画、ホワイトボードなどを確認できる。一方、[カレンダー]タブでは、接続した「Zoom Calendar」や「Google カレンダー」、「Microsoft 365」などのカレンダーを「Zoom」の会議の予定と共に表示可能だ。
ビデオ会議画面では積極的に発言している人物を目立たせるため、ビデオパネルのレイアウトを自動で変更するマルチスピーカービューが追加された。また、ユーザーの声をあらかじめ録音して、より正確にノイズを低減できるパーソナライズされたオーディオ分離機能や、AIを使って映っている人物を検知して背景を暗くするポートレート照明機能も追加されている。
チャット機能Zoom Team Chatでは「Zoom AI Companion」によるスレッドの要約や文章補完が可能になった。また、チャット内で会議の必要性があると検知してユーザーに会議のスケジューリングを促し、チャットメッセージから会議の詳細を自動入力する機能も追加されている。
そのほか、近日中に「Zoom Phone」と「Zoom Whiteboard」にも「Zoom AI Companion」が搭載され、AIが生成した背景画像やチャットによるAIへの質問や依頼が可能になる予定。また、数週間以内に複数の参加者で画面・ドキュメント・ホワイトボード・メモを同時に共有できるようになるとしている。
なお、本バージョンからWindows 7/8のサポートが終了し、動作にはWindows 10以降が必要となっている。
「Zoom Workplace」は、Windows 10/11に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Zoom Workplace」
- 【著作権者】
- Zoom Video Communications, Inc.
- 【対応OS】
- Windows 10/11
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 6.0.0(24/04/15)