ニュース

「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 ~最新版へのアップデートを

「Zoom Workplace」に複数の脆弱性

 米Zoom Video Communicationsは4月8日(現地時間)、オンラインビデオ会議サービス「Zoom Workplace」Windows版に複数の脆弱性があることを明らかにした。最大深刻度は4段階中3番目に高い「Medium」。

 今回アナウンスされた脆弱性は、以下の通り(括弧内は深刻度の評価とCVSS 3.1の基本値)。

  • ZSB-25015:Nullポインタ参照により、認証されたユーザーがネットワークアクセスを介してサービス拒否(DoS)を実行できる恐れ(Medium、6.5)
  • ZSB-25014:安全でないデフォルト変数の初期化により、認証されたユーザーがローカルアクセスを介して整合性を失う恐れ(Low、2.8)

 それぞれ最新版へのアップデートにより、セキュリティを確保できる。Windows版「Zoom」アプリの場合、画面右上のプロフィールアイコンをクリックし、[更新をチェック]メニューを選択すると、最新版のチェックとアップデートが行える。

 なお執筆時現在、Windows版「Zoom Workplace」アプリの最新版は3月31日付でリリースされたv6.4.3。できるだけ早くアップデートすることをお勧めする。

「Zoom Workplace」v6.4.3

窓の杜をフォローして最新記事をチェック!