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MicrosoftのAIターミナル「Intelligent Terminal」に初の更新、Windows 10にも対応

PowerShell以外にも、bash/WSLをサポート

「Intelligent Terminal 0.1.1」が公開。bash/WSL対応や「/fix」コマンドなどを追加

 米Microsoftは6月17日(現地時間)、「Intelligent Terminal 0.1.1」をリリースした。「Windows Terminal」にAIエージェントをネイティブ統合した実験的なターミナルアプリで、「Build 2026」で発表されたv0.1に続く、初のサービシングリリースとなる。

 今回のアップデートでは、自動のエラー検出・修正が「bash」と「WSL」に対応した。初期リリースは「PowerShell」でしか動作しなかったが、本バージョンならばより幅広いシーンに対応できる。

 そのほかの変更は、以下の通り。

  • 「/fix」コマンド:自動検出を待たずに、任意のタイミングでシェルの出力やエラーの修正をエージェントに依頼。コマンドそのものは成功しているが、結果が期待通りではない場合――ビルドは通ったが警告が出ている、「curl」が応答を返したものの中身は「404」だった――などで役立つ
  • 「/model」ピッカー:セッションを再起動せずに途中でモデルを切り替え。簡単な作業には高速なモデル、深い推論が必要なときは高性能なモデル、といった使い分けが可能
  • エージェントペインの設定:エージェントペインは設定上の独立した「プロファイル」として扱われるようになり、配色・フォント・不透明度などを、ほかのターミナルプロファイルと同じようにカスタマイズできるように
エージェントペインは設定上の独立した「プロファイル」として扱われるように

 面白いのは、コミュニティからの要望を受けてWindows 10がサポートされたことだろう。非対応の古いOSバージョンでもクラッシュすることがなくなったとのこと。

 「Intelligent Terminal」(日本語環境での名前は「インテリジェント ターミナル」)は現在、「GitHub」のリリースページや「Microsoft Store」から無償で入手可能。「winget」コマンドでもインストールできる。「Windows Terminal」とは独立したアプリとしてインストールされるため、既存の「Windows Terminal」と競合することはない。

winget install Microsoft.IntelligentTerminal