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AIコーディングを“一人プレイ”から“チーム戦”へ ~「Slack Code」が登場
「コードチャンネル」でチームとエージェントが計画・実装・レビューを共同で進める
2026年8月24日 14:30
米Salesforce傘下のSlackは8月20日(現地時間)、「Slack Code」を発表した。プライベートな“一人プレイ”になりがちなエージェントコーディングを、オープンなチームコラボレーションに変える新しいソリューションだ。
「Slack Code」の中核となるのは、「コードチャンネル」(code channels)と呼ばれる専用スペース。プロジェクトチャンネルでコーディングエージェントをメンションすると、そのタスクのための「コードチャンネル」が立ち上がり、必要なメンバーが招集される。エージェントはそこにコードの差分や計画ドキュメント、ライブプレビューといった材料をそろえていく。
一人の開発者が1対1でコーディングエージェントと対話しながら開発するスタイルでは、チームメンバーは成果物を事後的に知ることしかできない。意見を言う機会も、誤った前提に気づく機会もないので、開発の方向性自体が間違っていた場合、大きな手戻りが発生する可能性がある。しかし、「コードチャンネル」で開発過程が共有されていれば、そのリスクを減らせるだろう。
- プロジェクトごとの専用スペース:チャンネルは着手した担当者だけでなくチーム全体に公開される。作業が完了すると自動的にアーカイブされるため、チャンネルが乱立することもない。履歴は監査ログのように残り、あとから検索できる
- コードをリアルタイムで確認:コードの差分やライブプレビューが、長文テキストではなくチャンネル内に直接表示される。リリース前にバグを見つけたり、エージェントが先へ進む前に制約事項を指摘したり、途中で一時停止して方向を修正したりできる
- 追加設定なしで既存の管理下に:「Slack」の既存の権限と管理者コントロールを引き継ぐため、IT部門が新たに設定や監査を行う必要はない。重要な変更はチャンネル内でそのまま担当者の承認フローに回せる
「Slack Code」は同社内でも活用されており、コードチャンネルの70%以上がアイデアの創出からプルリクエストのマージまで1日以内に完結しているという。
「Slack Code」は現在、「Claude」(Anthropic)、「Devin」(Cognition)、「GitHub Copilot」、「Vercel」のエージェントをサポートしているとのこと。「ChatGPT」(OpenAI)も近日中に対応予定。どの「Slack」プランでも使えるが、各パートナーのエージェントへのアクセスは別途必要となる。
たとえば「Claude」の場合、ユーザーが依頼すると「Claude Tag」がコードチャンネルを起動する。元のスレッドのサマリー機能から誰でも進捗をひと目で確認でき、追加したいことがあればいつでも参加して方向性を示せる。「Claude Tag」とともに変更をリリースし、作業が完了するとチャンネルはアーカイブされる。





















