NEWS(10/03/04 18:31)

フェンリル、PNGライブラリの脆弱性を修正した「PictBear」v2.01を公開

細工を施されたPNGファイルを開くとDoS攻撃を受ける可能性がある脆弱性を修正

 フェンリル(株)は4日、多機能ながら動作の軽いプラグイン対応ペイントソフト「PictBear」の最新版v2.01を公開した。最新版の主な変更点は、PNGファイルを処理するライブラリ“libpng”を、脆弱性が確認されたバージョンから脆弱性を修正済みの最新版に更新したこと。

 旧バージョンで使用されていた“libpng”には、特殊な細工を施されたPNGファイルを開くと、膨大なメモリとCPU時間を消費し、リモートからPCを操作不能にするDoS攻撃を受ける可能性があった。同社ではすべてのユーザーに対してアップデートを推奨している。

 本ソフトは、Windows 98/Me/2000/XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
フェンリル(株)
【対応OS】
Windows 98/Me/2000/XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.01(10/03/04)

(長谷川 正太郎)