NEWS(10/10/18 14:33)
フェンリル、開発中の「Sleipnir 3」の機能と新デザインを公表
「Sleipnir 3」ベータ版の公開間近か?
フェンリル(株)は18日、定番Webブラウザー「Sleipnir」のメジャーバージョンアップ版「Sleipnir 3」で追加される新機能とユーザーインターフェイスのデザインを、同社のブログにて公表した。現行のv2シリーズが最初に公開されたのは2005年10月12日で、すでに5年の歳月が経過してる。
ブログによると「Sleipnir 3」ではタブ機能が強化され、複数のタブを“タブグループ”としてまとめることができるようになるという。また、常に開いておきたいタブはタブにアイコンだけが表示される“ピンタブ”として表示可能。これにより、タブを大量に開いている際も目的のタブを探しやすくなるとのこと。
さらに、同社のファイル管理ソフト「FenrirFS」と連携して、“お気に入り”に登録したWebページにラベル(タグ)を付加して管理できるようになるとのこと。また、「Firefox」などで利用されている描画エンジン“Gecko”を使ったブラウジングが強化され、「Sleipnir」用のプラグインと共に「Firefox」用の拡張機能も利用できるようになるという。
これに伴い同社のサイトでは、「Sleipnir 3」のプロモーションページが公開されている。プロモーションページでは、現行の「Sleipnir」v2シリーズに「Firefox」用拡張機能に対応のGeckoエンジンを搭載した「Sleipnir Gecko Preview Ver. 」が公開されている。「Sleipnir Gecko Preview Ver. 」に関する詳しい情報は、窓の杜でも追ってお伝えする予定だ。また、「Sleipnir 3」ベータ版のダウンロードボタンと思われるボタンも用意されているが、“coming soon”のアイコンがついており、現在はダウンロードできない。