NEWS(10/10/27 15:35)

Microsoft、Windows 7/Server 2008 R2“Service Pack 1”のリリース候補版を公開

2011年11月30日まで利用可能、正式版のリリースは2011年前半の予定

Windows 7 Service Pack 1 Release Candidate Wave 0 (KB976932)Windows 7 Service Pack 1 Release Candidate Wave 0 (KB976932)

 米Microsoft Corporationは26日(現地時間)、Windows 7の“Service Pack 1”(以下、SP1)のリリース候補版を公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

 本リリース候補版は、ソフトの開発やテストでの利用を意図して公開されており、2011年11月30日まで利用可能。内容はこれまで“Windows Update”で提供されてきた更新プログラムが中心になっており、一般ユーザー向けの新機能は提供されていない。なお、同社によるとSP1の正式版は2011年前半になる予定とのこと。

 本リリース候補版を利用するには、まずダウンロードページから「WUSignUpTool」をダウンロード・実行する。すると、“Windows Update”へ「KB976902」が現れる。「KB976902」はSP1を“Windows Update”から導入可能にするパッチとなっており、適用して再び“Windows Update”を利用するとSP1(「KB976932」)がダウンロード可能になる。

 なお、同日Windows Server 2008 R2向けのSP1のリリース候補版も公開されている。こちらにはこれまでの更新プログラムのほか、サーバー上で動作する仮想PCの利用状況に応じて物理メモリを動的に割り当てる“Dynamic Memory”機能や、仮想PC上や“リモート デスクトップ接続”経由で高品質な動画の再生や“Silverlight”アプリおよび3Dアプリの実行が可能になる“RemoteFX”機能が新たに搭載されている。

(柳 英俊)