NEWS(11/03/24 18:28)
FacebookやTwitterなどと連携するWebブラウザー「RockMelt」のオープンベータ版
閲覧中のWebページをFacebookやTwitterを使って共有
RockMelt, Inc.は、“Facebook”や“Twitter”といったSNSと連携するWebブラウザー「RockMelt」のオープンベータ版v0.9.48.58 (4d6f0d0)を公開した。Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
「RockMelt」は、「Google Chrome」のオープンソース版である「Chromium」ベースのWebブラウザー。FacebookやTwitterといったSNSと連携する機能を備えているのが特長。また、Facebookのアカウントでログインすることで、異なるPC上で起動した「RockMelt」のブックマークなどの設定を同期することも可能。さらに、「Google Chrome」用の拡張機能を利用することもできる。
基本的なウィンドウのデザインは「Google Chrome」と同じだが、左端に“friend edge”サイドバー、右端に“app edge”サイドバーが追加されている。また、アドレスバーの右側には閲覧中のWebページをFacebookやTwitterを使って共有できる[Share]ボタンが追加されているほか、ウィンドウ左上には各種機能にアクセスできる[RockMelt]ボタンが追加されている。
ウィンドウ左端の“friend edge”サイドバーには、Facebookの“Friends”のユーザーアイコンが並んでいる。ユーザーアイコンをクリックするとポップアップするフキダシから、そのユーザーとチャットしたり、メッセージやウォールへの投稿、ユーザーの最新投稿の閲覧が可能。また、“friend edge”サイドバー上部にある自分のユーザーアイコンからはFacebookのステータスを更新したり、Twitterでツイートすることができる。
ウィンドウ右端の“app edge”サイドバーには、「Google Chrome」用の拡張機能のボタンが表示されるほか、Facebookの“ニュースフィード”やTwitterのタイムラインをフキダシで表示するボタンが並ぶ。また、“app edge”サイドバーの下部にあるボタンからは「RockMelt」独自の拡張機能やRSSをボタンとして追加することも可能で、RSSはクリックするとフキダシで記事タイトルなどが表示される仕組み。
“friend edge”サイドバーや“app edge”サイドバーからポップアップするフキダシは、切り離して独立したウィンドウとして表示することも可能。たとえば、Twitterのタイムラインを表示したフキダシを独立ウィンドウで表示すれば、Twitter専用クライアントとして利用することも可能だろう。
なお、標準ではユーザーインターフェイスが英語で表示されるが、一部の表示を日本語化することが可能。日本語化するには、オプション画面の[Under the Hood]タブにある[Change font and language settings]ボタンからダイアログを開き、[Languages]タブにある“RockMelt language”プルダウンリストから“Japanese - 日本語”を選べばよい。
- 【著作権者】
- RockMelt, Inc.
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.9.48.58 (4d6f0d0)