NEWS(11/07/27 17:39)
業務アプリ開発ツール「Microsoft Visual Studio LightSwitch 2011」が正式公開
ノンコーディングでデータベースアプリを作成可能
日本マイクロソフト(株)は27日、「Visual Studio 2010」ベースのビジネスアプリケーション開発ツール「Microsoft Visual Studio LightSwitch 2011」(以下、「LightSwitch」)の日本語正式版のダウンロード提供を“MSDN Subscription”会員向けに開始した。最長90日間試用可能な評価版も、同日より一般公開が開始されている。
「LightSwitch」は“Visual Studio”シリーズの新しい開発環境で、リッチなユーザーインターフェイスを備えた業務アプリケーションが手軽に作成できることを目標に開発された。昨年8月から公開されていたベータ版は無償であったが、正式版は有償での提供となった。なお、ボリュームライセンスの提供開始は8月1日、パッケージの発売は8月5日が予定されており、参考価格は通常版で37,800円(税抜き)などとなっている。
具体的には、新規または既存のデータベース定義をもとに、そのデータ生成・読み取り・更新・削除(CRUD操作)や検索が行えるアプリケーションが作成可能。作成されるアプリケーションはSilverlight製で、同社のクラウドサービス“Windows Azure”へのデプロイ(配置)にも対応する。プログラミングに不慣れなユーザーでも、ソースコードをほとんど記述することなくGUIでアプリケーションを作成できるのも特長だ。
なお、すでに「Visual Studio 2010」を導入済みの場合は、それと統合される仕組み。その際、「Visual Studio 2010 SP1」が必要となるので、未適用の場合はあらかじめインストールを済ませておこう。また、本ソフトのベータ版を利用している場合は、正式版をインストール前にアンインストールする必要があるので注意。
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- 体験版(30日間試用可能。利用登録を行うことでさらに試用期間を60日延長できる)
- 【バージョン】
- 1.0(11/07/27)