デンマークのセキュリティベンダーSecunia ApSは19日(現地時間)、「FFmpeg」に複数の脆弱性が存在することを明らかにした。
同社のセキュリティアドバイザリ(SA53766)によると、「FFmpeg」にはサービス運用妨害(DoS)などを引き起こす恐れのある脆弱性が10件含まれている。脆弱性の深刻度は、同社基準で5段階中上から3番目の“Moderately critical”。
本脆弱性の修正を含む新しいバージョンはまだリリースされていないが、ソースコードレベルではすでに修正されており、“Git”レポジトリから修正版がダウンロードできるとのこと。