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Microsoft、Windows ストアアプリ開発ツール「Project Siena」のBeta 3を公開

オンラインサービスのアプリケーション統合がビジュアルに行えるように

「Microsoft "Project Siena"」v1.3.0.0
オンラインサービスをデータソースとして追加

 米Microsoft Corporationは14日(現地時間)、Windows ストアアプリの開発ツール「Microsoft "Project Siena"」のBeta 3を公開した。現在、“Windows ストア”から無償でダウンロード可能。

 “Project Siena”は、コーディングスキルをもたないビジネスユーザーに手軽なモバイルアプリの開発ツールを提供しようという野心的なプロジェクト。ローカルの「Excel」データや各種オンラインサービスをデータソースとして利用できるほか、音声合成や音声認識、手書き認識といった技術を組み合わせることも可能。プログラミングに慣れないユーザーでも、手軽に本格的なWindows ストアアプリ開発へ挑戦できる。

 今回公開されたBeta 3では、Beta 2でサポートされたオンラインサービスのアプリケーション統合がより簡単になった。これまでは「Excel」の関数のように式を記述しなければならなかったのに対し、本バージョンでは主要なサービスが“ビジュアル(Visual)”として用意されており、“Facebookへ写真を投稿する”“Twitterでフォローする”といった機能を画面にオブジェクトを貼り付ける要領で追加できるようになっている。

Beta 2。「Excel」の関数のように式を記述
Beta 3。主要なサービスを“ビジュアル”として提供。オブジェクトを貼り付けるだけで機能を追加可能に

 また、ユーザーインターフェイスや数式、関数の多言語対応が内部的に行われたようだ。4週間後には各国語に対応したバージョンがリリースされる見込み。

ソフトウェア情報

「Microsoft "Project Siena"」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 8/8.1(x86, x64, ARM)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.3.0.0(14/07/14)

(樽井 秀人)