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より簡単に動画を編集可能になった「Adobe Premiere Elements 13」
“ストーリー”を選び素材を指定すれば簡単に本格的な動画が作成できる機能など
(2014/9/25 16:25)
アドビ システムズ(株)は24日、動画管理・編集ソフト「Adobe Premiere Elements 13」の発売にあわせて体験版を公開した。「Adobe Premiere Elements 13」体験版は64bit版を含むWindows 7/8に対応しており、30日間試用可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードでき、インストールには無償で取得できるAdobe IDが必要。
「Adobe Premiere Elements 13」では、ユーザーが望みどおりの結果を得られるよう、今まで以上に使いやすい編集ツールが搭載され、ユーザーの負担の更なる軽減が図られている。
新たに加わった“ビデオストーリー”の作成機能では、ガイダンスに従ってチャプターごとに素材を指定していくだけで誕生日や結婚式、卒業式といったイベントに応じた雰囲気のある動画を仕上げることができる。動画に別途ユーザーが用意した音源ファイルを組み込むといった編集も可能。
さらに、“お気に入りの場面”機能では、ビデオクリップの中から気に入った部分を抽出し、組み合わせるだけで一本のショートムービーにまとめることができる。抽出を行うにはサムネイルから切り取りを開始する瞬間を指定する方法のほか、ビデオの再生中に“場面をマーク”ボタンをON/OFFすることによって切り取り位置を設定することも可能。また、ユーザーが任意の場所を切り出すだけでなく、本ソフトが印象的とみなす場面を自動抽出する機能も備える。
そのほか、タイトルテキスト内部に動画をはめこむ機能や、画面の選択範囲にのみエフェクトを適用することができる機能が追加された。加えて、高解像度環境に写真の表示が対応する、手ぶれ補正の効果がより強化されるといった機能強化がおこなわれている。
「Adobe Premiere Elements 13」は現在のところ、アドビストアでのダウンロード版のみの提供となり、製品版は13,800円、同時発売の「Adobe Photoshop Elements 13」とのセットは19,800円などで購入可能。パッケージ版は来月3日に発売が予定されている。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Premiere Elements 13」体験版
- 【著作権者】
- アドビ システムズ(株)
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8
- 【ソフト種別】
- 体験版
- 【バージョン】
- 13.0(14/09/24)