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Windows 10に対応した「メディバンペイント Pro」、“クラウドブラシ”機能も追加

筆やマーカーなどのほか、ガーゼやパステル粉を使ったような質感を感じさせるものも

「メディバンペイント Pro」v6.0

 (株)MediBangは5日、人気のマンガ制作ソフト「メディバンペイント Pro」(旧「クラウドアルパカ」)の最新版v6.0を公開した。最新版ではWindows 10へ対応したほか、“クラウドブラシ”機能などが追加されている。

 クラウドブラシ機能とは、さまざまな画材を再現したブラシをクラウド上から提供する機能。同社の“メディバン クラウド サービス”へログインすることで、多様な画材のブラシを利用可能となる。

多様なブラシが提供されている(同社資料より)

 第1弾として丸筆、Gペン、指先などのほか、ガーゼをキャンバスに押し当てたり紙の上にパステル粉を伸ばしたかのような画材など50種類以上が提供される。今後も毎月数十種類を追加していく予定で、SNS上でのユーザーからの声も開発の参考にしていくという。

 また、TIFF/WebP形式による画像の読み込み・保存に対応するなどの機能追加や、キャンバスを開いている際にもクラウド同期が行えるようになるといった機能改善が行われた。そのほか、不具合の修正などが施されている。

 本ソフトは64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10などに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「メディバンペイント Pro」
【著作権者】
(株)MediBang
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.0(15/11/05)

(市川 祐吉)