GoogleのAIチャット「Gemini」に「Gemini 1.5 Flash」が導入

AIチャット「Gemini」に「Gemini 1.5 Flash」が導入

　米Googleは7月25日（現地時間）、同社のAIチャットサービス「Gemini」へ「Gemini 1.5 Flash」を導入したと発表した。「Gemini 1.5 Flash」はスピードと効率性を最適化したAIモデルで、「Gemini 1.0 Pro」と比べ4倍長いコンテキストウィンドウ（8kトークンから32kトークンへ）をもち、レスポンスの品質と精度が全体的に向上しているという。

長いコンテキストウィンドウをもち、スピードと効率性を重視したマルチモーダルモデル「Gemini 1.5 Flash」

　コンテキストウィンドウが長くなれば、それぞれのプロンプトに対しより多くのコンテンツを処理できるようになる。つまり、より複雑な問題を解決したり、情報を探索・分析する際の生産性が高まる。

　そのほかにも、7月25日のアップデートには以下の改善が含まれているとのこと。

• 「Gemini」の回答に関連コンテンツへのリンクを追加。トピックについて深く掘り下げることができる
• 「Gemini in Google Messages」をヨーロッパ全土で展開し、さらに多くの言語に対応。SMS/MMSメッセージで生成AIを利用できる