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「Firefox 43」のベータ版が公開、アドレスバーで検索候補を表示可能に

タブレット端末サポートの改善やトラッキング保護機能の拡充も

「Firefox」v43.0b1

 Mozillaは3日、Webブラウザー「Firefox」の次期バージョン「Firefox 43」のベータ版を公開した。Windows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロードできる。

 「Firefox 43」では、アドレスバーで検索キーワードの候補を表示できるようになった。初回利用時に表示される確認のポップアップで検索候補の表示を許可すると、次回から入力されたキーワードを元に検索キーワードの候補をいくつかサジェストしてくれるようになる。

アドレスバーで検索キーワードの候補を表示できるように

 さらに、Windows 8以降のタブレット端末では、テキスト入力時にオンスクリーンキーボードが自動で表示されるように改善。また、“WebRTC”のストリーミングがマルチモニター環境でも利用できるようになった。

 そのほかにも、トラッキング保護機能を拡充。[オプション]画面の[プライバシー]欄にある[Change Block List]をクリックすると、“Disconnect.me”で提供されているブロックリストのうち、“basic(基本、初期設定)”と“strict(厳格)”の2つを切り替えることができる。

Windows 8以降のタブレット端末でテキスト入力時にオンスクリーンキーボードを自動表示
トラッキング保護機能が拡充

ソフトウェア情報

「Firefox」Windows向けベータ版
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Server 2003/Vista/7/8/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
43.0b1(15/11/03)

(樽井 秀人)