レビュー

タッチでは面倒な操作を助けてくれるコンパクトなコマンドパネル「VirtualShortcutKey」

クリップボード操作や全選択、アンドゥ、リドゥをマウスやタッチで行える

「VirtualShortcutKey」v1.0.0

 「VirtualShortcutKey」は、タッチ操作では少し面倒なちょっとした操作を支援してくれるコマンドパネル。編集部にてWindows 10で動作を確認した。“GitHub”のプロジェクトページから無償でダウンロードできる。

 カット・コピー・ペーストといったクリップボード関連のショートカットキーを、マウス操作やタッチ操作でアクティブウィンドウへ送信できるようにしたツール。全選択([Ctrl]+[A])やアンドゥ(元に戻す:[Ctrl]+[Z])、リドゥ(やり直し:[Ctrl]+[Y])といったコマンドを扱うこともできる。

 用途としてはタッチ操作でクリップボードを扱いたい場合などが真っ先に思い当たるが、一般的な編集ショートカットキーを実装したソフトであればどんなソフトにも使えるので、応用できる利用シーンは意外に多い。たとえばマウス操作で画像を編集する際、右クリックメニューやキーボードを使うのが面倒といった場合にも役立つ。

 また、ボタン類が最小限に抑えられており、ウィンドウがコンパクトで、デスクトップの片隅に置いておいても邪魔になりにくいのもうれしいポイント。“Fluent Design System”風の背景透過エフェクトが採用されているのもクールだ。

ソフトウェア情報

「VirtualShortcutKey」
【著作権者】
minami_SC 氏
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0(17/12/10)