レビュー
メモ帳代わりにも便利、“Gist”のサンプルコードをローカルで管理できる「Lepton」
「Electron」ベースのクロスプラットフォーム対応アプリケーション
2018年2月28日 06:00
「Lepton」は、サンプルコードの共有サービス“Gist”のコンテンツをローカルで管理できるソフト。“GitHub”のプロジェクトサイトから無償でダウンロードできる。
“Gist”は、米GitHub社が運営するオンラインサービス。シンタックスハイライトされたソースコードを公開したり、ブログに埋め込んだりすることが可能で、ちょっとしたサンプルコードやスニペットの共有に適している。また、Markdown記法が利用できるので、見出しや箇条書きといったスタイルをもったメモをシェアしたいといった場合にも役立つ。
今回紹介する「Lepton」は、この“Gist”をローカル環境で快適に扱えるようにしたツール。“Gist”の作成・編集・削除・検索はもちろん、プログラミング言語ごとにサンプルコードを分類したり、カスタムタグを付与して管理することができる。よく利用するタグを“ピン留め”しておけば、サイドバーからすばやくアクセスできて便利。[Ctrl]+[I]キーを押せば、サイドバーを取り除いた“イマーシブ モード”を利用することもできる。
そのほかにも、プライベートな“Gist”を作成したり、“Gist”の共有URLをクリップボードへコピーしたり、リビジョン(編集履歴)をオンラインで閲覧することが可能で、メモ管理ツールとしても優秀だ。ただし、プライベートモードの“Gist”コンテンツはURLが漏れてしまうと第三者に読み取られてしまうので注意したい。
「Lepton」は、アプリケーションフレーム「Electron」を利用したクロスプラットフォーム対応アプリケーションで、バイナリはWindows/Mac/Linux向けが利用可能。編集部では、Windows 10で最新安定版のv1.5.1の動作を確認している。
ソフトウェア情報
- 「Lepton」
- 【著作権者】
- CosmoX 氏
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.5.1(17/12/28)