レビュー
深夜の放送休止時にTVへ映し出される“カラーバー”のスクリーンセーバー
時計や伝言板代わりに利用することも
2018年4月24日 15:57
「試験電波発射中スクリーンセーバー」は、深夜の放送休止時などにTVへ映し出される“カラーバー”を再現したスクリーンセーバー。Windows XP/Vista/7/8/8.1に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。作者のWebサイトやベクターのライブラリページからダウンロードできる。
その日の番組放送を終えた深夜、さまざまな色の帯がTV画面に表示されるのを見たことはないだろうか。これは“カラーバー”と呼ばれており、正常に電波が発信され、画面が表示されているかをテストするためのものだ(試験電波)。最近では見かけることが少なくなったが、TVを点けっぱなしにしたまま寝入ってしまい、“ピー”という音で目を覚ましたらこの画面が表示されていたなどという経験をした人は少なくないだろう。
今回紹介する「試験電波発射中スクリーンセーバー」は、そんなレトロな光景を再現できるスクリーンセーバーだ。“ARIB(一般社団法人電波産業会)”方式と“SMPTE(米国映画テレビ技術者協会)”方式という2つのフォーマットをサポートしており、好みのカラーバーを表示することが可能。モニターの焼き付きが気になる場合は、“Moving”系のフォーマットを選択するとよい。カラーバーがアニメーションする。
そのほかにも、左上の時刻表示や右下に表示される“試験電波発射中”の文字をカスタマイズすることが可能。時計や伝言板代わりに利用することもできる。
なお、スクリーンセーバーをインストールするにはSCRファイルの右クリックメニューから[インストール]を選べばよい。スクリーンセーバーの設定は、Windows 10の場合、[Windows]ボタンを押して“スクリーンセーバー”などと入力する。すると、[スタート]画面から[スクリーン セーバーの設定]へアクセスできる。
ソフトウェア情報
- 「試験電波発射中スクリーンセーバー」
- 【著作権者】
- 神澤 尚久 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0.3(14/08/06)