REVIEW(09/07/07)
マウスカーソル付近を拡大表示できるシンプルなカラーピッカー「ColorPix」
拡大表示ウィンドウを使ってカラーコードを取得する位置をより正確に指定可能
「ColorPix」は、デスクトップ上の任意の位置のカラーコードを取得できるソフト。Windows 98/Me/2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、本ソフトの配布ファイルは圧縮されておらず、実行ファイルそのものとなっている。
画面はコンパクトかつ非常にシンプルで、画面左側にデスクトップ上でマウスカーソルを合わせた位置のカラーコードを、RGBやHTMLの色指定で利用する16進数のほかHSB/CMYKという全4種類の値でリアルタイムに表示し、右側に現在取得しているカラーコードの色見本を表示する。
カラーコードを取得する際は、本ソフトをアクティブな状態にしてから、カラーコードを取得したい位置にマウスカーソルを移動させる。取得したい位置に来たら、スペースキーなどを押して本ソフトをロックし、マウスカーソルを移動させても表示中のカラーコードが変わらないようにしよう。あとは、画面上に表示されているRGBなどの値から利用するものをクリックすれば、その値をクリップボードへコピーできる。
さらに、画面下部にある[MAGNIFIER]ボタンを押すことで、画面の下側にマウスカーソル付近を拡大表示するウィンドウを表示でき、ピクセル単位で色が変わるような画像からも、カラーコードを取得する位置を正確に指定できる。
拡大表示ウィンドウを利用する際は、まず普段と同じようにマウス操作でだいたいの位置を指定し、本ソフトをロックする。あとはマウスカーソルを拡大ウィンドウ内へ移動させ、拡大表示ウィンドウ内の任意の位置をクリックすれば、その位置のカラーコードを取得可能だ。
- 【著作権者】
- ColorSchemer
- 【対応OS】
- Windows 98/Me/2000/XP/Vista
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2