REVIEW(09/08/28)
ジャンプや足払いを駆使して拳銃で敵を倒すレトロ風2Dアクション「センニュウ」
色によって異なる敵のパターンに応じたアクションを使って応戦しよう
「センニュウ」は、ジャンプや足払いなどのアクションを使い分けながら、拳銃で敵を倒していく固定画面型の2Dアクションゲーム。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
主人公である“パド神”の家が、“まきわりくん”の手によって“まきわり城”に変えられてしまった。“パド神”は自分の家を取り戻すために“まきわり城”に潜入するが、“まきわり城”の中には拳銃を持った敵が待ち受けていた。ジャンプや足払いなどのアクションを駆使しながらこちらも拳銃で応戦し、自分の家を取り戻そう。
画面は2D固定型で、ファミコン時代のアクションゲームを彷彿させるレトロなグラフィックが特徴。フィールド上に配置されたはしごを使って高い場所に上ったり、ジャンプで足場を移りながら、フィールド上にいるすべての敵を拳銃で倒せば次のステージへの扉が開く。操作はキーボードのほかゲームパッドにも対応しており、キーコンフィグも可能だ。
基本的な操作は簡単で、十字キーの左右で移動し、下を押すとその場にしゃがみ込める。ボタンはジャンプとショットの2つしか使用せず、斜め下を押しながらジャンプすることで、転がりながら前方へ進む“ローリング”を繰り出せる。ローリングは敵にぶつかると“足払い”に変化し、敵の動きを一時的に止めることが可能。
出現する敵は、色によって攻撃のパターンが異なる。たとえば青い敵は上段のショット、赤い敵は下段のショットのみを撃ってくるが、黄色の敵は上下のショットを使い分けてくる。青い敵と対峙したときはしゃがみ込みながらショットを撃つなど、敵のパターンに応じたアクションで応戦しよう。敵の数が多いときは、ローリングで動きを止めてから狙い撃ちするのもお勧めだ。
さらにフィールド上には、一定の間隔で電流が流れる通路や、転がってくる樽のような障害物など、やっかいなトラップが数多く設置されている。敵を倒すことばかり考えているとすぐにトラップにかかってしまうので注意しよう。
敵の攻撃を受けるなどしてライフポイントがなくなるとゲームオーバーだが、そのステージの初めから何度でもやり直すことが可能。また、ゲームの難易度を5段階から選択できるため、アクションゲームが苦手だという人でも安心してプレイできるだろう。
- 【著作権者】
- PEPOSOFT
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.01