REVIEW(09/10/19)
シンプルな操作で連続写真からアニメーション動画を作成できる「PhotoLapse」
クレイアニメや人形アニメのほか、アイデア次第でさまざまな動画を作成できる
「PhotoLapse」は、複数のJPEG画像をつなげてAVI動画を作成できるソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。なお本ソフトは、未圧縮の実行ファイルとして配布されている。
画像が保存されているフォルダを指定するだけというシンプルな操作で動画を作成できるのが特長。操作がシンプルな分、アイデア次第で粘土や人形を使ったコマ撮りアニメーションはもちろん、特撮風の動画や時間を早回しした動画などさまざまな動画を作成可能。
動画を作成するには、まず動画に使用する画像を作成したい動画の表示サイズにリサイズし、任意のフォルダへ保存する。リサイズには「Ralpha」「縮小専用。」といった一括変換ソフトを利用するとよいだろう。画像を保存したら「お~瑠璃ね~む」などのリネームソフトを使って、画像を表示する順序で連番を付加しておこう。
次に、本ソフト上で画像の保存フォルダを指定し、[Load files form current folder]ボタンを押して画像を読み込む。あとは、[Create Movie]ボタンを押せば、動画の作成が始まる。
本ソフト上では、動画の1秒間に表示するフレーム数(FPS)を1から30コマの範囲で設定できるほか、動画に使用する画像をチェックボックスで切り替えられる。また、[Mark every Nth frame]ボタンで指定枚数ごとにチェックボックスをONにしたり、[Mark - Unmark Range]ボタンでチェックボックスをONにする画像の範囲を数値指定することも可能。
なお、編集部にて試用したところ日本語を使ったフォルダ・ファイル名が文字化けしてしまう現象を確認した。文字化けしていても動画は作成できるが、保存フォルダがわかりづらくなるため、画像の保存フォルダやファイル名は半角英数字を利用したほうがよいだろう。
- 【著作権者】
- Stephan van der Palen 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.0