REVIEW(09/11/26)
複数の“リモート デスクトップ”をタブで切り替えて管理「MBC Remote Desktop」
リモートPCのデスクトップを撮影保存したり一定時間ごとに巡回監視する機能を搭載
「MBC Remote Desktop」は、“リモート デスクトップ接続”で複数のPCへリモート接続し、そのデスクトップ画面をタブで切り替えて閲覧・操作できるソフト。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 2.0が必要。
本ソフトは、複数PCへの“リモート デスクトップ接続”をタブ切り替え型の画面で一元管理できる。デスクトップ全体や選択した矩形領域をキャプチャーする機能や、一定時間おきにタブを切り替えて各PCを巡回監視する機能なども備えており、複数のPCを管理するネットワーク管理者や、メインPCのほかに何台ものサブPCを利用するパワーユーザーなどにお勧め。
本ソフトからリモートPCへ接続するには、“接続設定”を作成する必要がある。まず、[編集]-[新規]メニューから“接続設定”を作成し、“接続設定”の名前、IPアドレスもしくはPC名、ユーザー名、パスワードなどを入力して[OK]ボタンを押そう。するとサイドバーに作成した“接続設定”が表示されるので、それを選択し[接続]ボタンを押せばよい。
そのほか、“接続情報”には“分類”“説明文”などの情報を加えることが可能で、とくに“分類”を設定しておけば、サイドバー上の“接続設定”が分類情報にしたがって仕分け表示されるので、多くのリモートPCを登録する場合に便利だ。
なお、編集部にて試用したところ、接続先のリモートPCがWindows 7の場合は正常に動作しなかった。
- 【著作権者】
- 村上ビジネスコンサルティング(株)
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.8.1(09/11/15)