REVIEW(09/12/09)
デジカメ写真をミニチュア風の味わい深い写真に加工する「TiltShift Generator」
円や長方形をマウスで動かして焦点の位置や大きさを指定できる
「TiltShift Generator」は、普段何気なく撮影したデジカメ写真を、チルト・シフトレンズと呼ばれるレンズを使って撮影したようなミニチュア風の写真に加工できるソフト。Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードでき、動作にはAdobe AIRが必要。
画面は左右2分割されており、左側にぼかしの強さなどを調節するスライダーが並び、右側には加工中の写真がプレビュー表示される。写真を加工する際は、まず画面上に加工したいデジカメ写真をドラッグ&ドロップしよう。
次に、プレビュー表示された写真の上にマウスカーソルを合わせると、写真の上に焦点の位置や大きさを表す円が表示される。この円は、マウスのクリックで位置を変更できるほか、円周上にある丸い点をドラッグすることで大きさを変えることが可能。さらに、円の代わりに長方形で焦点の範囲を指定することもできる。
焦点の位置や大きさを決めたら、スライダーでぼかしの強さ、彩度、コントラスト、明るさ、口径食の影響の強さを調節しよう。自分の狙い通りに写真を加工できたら、写真を保存する際の品質を指定して画面左下にある[SAVE]ボタンを押せば、JPEG形式の画像ファイルとして保存できる。
そのほか作者のWebページには、本ソフトと同等の機能を利用できるWebサービスも用意されている。
- 【著作権者】
- Takayuki Fukatsu 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
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