REVIEW(09/12/16)

「Windows Media Player」にホットキーを割り当てるプラグイン「WMP Keys」

ボリュームの変更や次の曲・前の曲への移動のほか、評価の変更にも対応

「WMP Keys」v1.2.0.0「WMP Keys」v1.2.0.0

 「WMP Keys」は、「Windows Media Player」(以下、WMP)をホットキーで操作可能にするプラグイン。Windows Vista/Server 2008に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7に同梱の「Windows Media Player 12」でも動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本プラグインを利用すると、ほかのアプリケーションが前面に表示されている場合でも、ホットキーで「Windows Media Player」を操作可能になる。最近では各種メディアプレイヤーを操作できる専用の“メディアキー”を備えるPC・キーボードも増えてきたが、本プラグインを利用すれば、“メディアキー”のないPCでもキーボードで自在にWMPを操作可能だ。

 標準で用意されているホットキーは以下のとおり。

WMPの操作キーコンビネーション
再生・一時停止[Ctrl]+[Alt]+[Home]キー
次の曲へ移動[Ctrl]+[Alt]+カーソルキーの右
前の曲へ移動[Ctrl]+[Alt]+カーソルキーの左
ボリュームを上げる[Ctrl]+[Alt]+カーソルキーの上
ボリュームを下げる[Ctrl]+[Alt]+カーソルキーの下
曲の再生位置を進める[Ctrl]+[Alt]+[F]キー
曲の再生位置を戻す[Ctrl]+[Alt]+[B]キー
曲の評価を設定する[Ctrl]+[Alt]+1から5までの数字キー

 WMPには曲を5段階の星で評価するレーティング機能を備えているが、本プラグインはその変更にも対応しているのが面白い。ホットキーの割り当ては自由に変更することも可能。

 なお、本プラグインを利用するためには、インストール後にメニューや設定ダイアログで本プラグインを有効にしておく必要がある。WMPのメニューは標準で非表示だが、[Alt]キーを押せば現れる。

インストールしたら、メニューや設定ダイアログから本プラグインを有効にしようインストールしたら、メニューや設定ダイアログから本プラグインを有効にしようインストールしたら、メニューや設定ダイアログから本プラグインを有効にしよう

【著作権者】
lazymf 氏、kbept 氏
【対応OS】
Windows Vista/Server 2008(編集部にてWindows 7でも動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.2.0.0(08/05/18)

(柳 英俊)