REVIEW(10/04/16)
コーデック内蔵型で使い勝手のよいマルチメディアプレイヤー「ALShow」
動画視聴時に便利な機能を直感的なショートカットキーで実行できる
「ALShow」は、コーデック内蔵型のマルチメディアプレイヤーソフト。Windows 2000/XP/Vista/7およびXP/Vista/7の64bit版に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
特長は、別途コーデックを用意せずに、AVI/WMV/MPEG/MP4/FLVといったさまざまな形式の動画ファイルを再生できること。また動画ファイルだけでなく、DVD-Videoの再生にも対応している。インストールするとAVIやFLVをはじめとする多数の拡張子が本ソフトに関連付けされ、以降はファイルをダブルクリックしたり、本ソフト上にドラッグ&ドロップすることで動画ファイルを再生できる。
再生中の動画を10秒間送る・戻すといった操作や、任意の区間をリピート再生するといった動画視聴時に便利な機能を多数備える上、それらの操作には直感的に実行可能なショートカットキーが割り当てられているのがうれしい。
具体的には、カーソルキーの左右で再生している動画を10秒間送る・戻すことが可能。このとき[Ctrl]キーを押していれば60秒間、[Shift]キーを押していれば300秒間再生中の動画を送ったり戻すことができる。
区間リピートを設定する場合は、動画を再生しながら任意のタイミングで“[”キーを押すことで開始位置を指定でき、“]”キーを押せば終了位置を指定できる。また[\]キーを押せばリピートを解除することが可能。
基本的な画面構成はシンプルで、メニューバーと再生画面のほかは、画面下部にシークバーや再生・停止ボタンなどが配置されるのみ。動画再生時は、[Enter]キーを押すことで瞬時に画面をフルスクリーンへ切り替えることができ、再度[Enter]キーを押せばウィンドウ表示に戻せる。
さらにプレイリスト機能を備えるほか、再生中の動画をお気に入りとして登録しておき、ソフト上の右クリックメニューなどからいつでも手軽に再生できるようにしておくといった機能も用意されている。
- 【著作権者】
- ESTsoft Corp.
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.91(10/04/06)