REVIEW(10/07/23)

偏光顕微鏡の原理で画像を虹色にするフィルターソフト「StarPrism」

素材によって予想外の効果が生まれることも

「StarPrism」v1.0.0「StarPrism」v1.0.0

 「StarPrism」は、偏光顕微鏡の映像を再現するフィルターソフト。Windows Vistaに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP上でも動作することを確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。動作には、.NET Framework 2.0が必要。

 メニューから任意の画像を読み込んだら、まず画面左上のタブを[変換後]へ切り替えよう。画面下部のスライドバーで3種類のパラメーターを調整すると、その画像を偏光顕微鏡越しに見た様子が即座にプレビュー表示される。

 このプレビュー表示は仮の仮という位置付けとなっているため、品質があまりよくないが、画面右下の[変換]ボタンを押すことで本番のプレビューを表示することが可能。本ソフトのフィルターは基本的にネガポジ反転に近い印象だが、素材によっては画像全体が虹色になることがあるので、さまざまな画像で試してみるとよいだろう。

【著作権者】
recyclebin5385 氏
【対応OS】
Windows Vista
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0(10/05/30)

(中井 浩晶)