REVIEW(10/08/05)
半自動化機能を搭載したマインスイーパ「オートスイーパ・改」
条件を満たしたマスに対して旗を立てる、マスを開く作業を自動で行う
「オートスイーパ・改」は、Windowsに標準で付属する「マインスイーパ」に半自動化機能を搭載したパズルゲーム。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
ご存知マインスイーパは、マスに表示される数字をもとに地雷を探していき、地雷のないマスをすべて開けばクリアとなるパズルゲーム。「オートスイーパ・改」には、マインスイーパの基本的なルールはそのままに、数字の書かれたマスとその周囲8マスの状況から、地雷がないことが確定しているマスを自動で開き、地雷があることが確定しているマスには自動で旗を立てるという半自動化機能が搭載されている。
半自動化機能の具体的な判定基準は以下の通り。
- 数字マスの周囲8マスに数字と同じ数だけ旗が立っているマスが存在する場合、周囲8マスにある旗が立っていないマスをすべて開く
- 数字マスの周囲8マスに数字と同じ数だけ開いていないマスが存在する場合、周囲8マスにある開いていないすべてのマスに旗を立てる
これにより、地雷がないことがわかりきっているマスをいちいちクリックするといった必要がなくなるため、高速でマインスイーパを楽しむことが可能。通常のマインスイーパではなかなか味わえない、一気にたくさんのマスが開く爽快感が楽しい。状況によっては、初めのマスをクリックした瞬間にゲームをクリアしてしまうこともあるだろう。
とはいえ、半自動化機能はフルオートでマインスイーパをクリアしようというものではないため、必ずしも万能ではない。たとえば、1と書かれたマスの周囲で地雷のないマスに誤って旗を立ててしまった場合、自動でマスを開く条件が満たされ、地雷の埋まっているマスを含む周囲のマスを開いて即座にゲームオーバーとなってしまうといった緊張感もある。
また、最大120×100マスという半自動化機能を存分に活かせる特大のフィールドでマインスイーパをプレイできるのも特長。マスや地雷の数は任意に設定できるほか、6パターンの難易度がプリセットとして用意されている。フィールドのサイズを50×40以上に設定した場合は、極小のマスでフィールドが構成される仕組み。
そのほか、半自動化機能を使わずに通常のマインスイーパのようにプレイすることも可能だ。
- 【著作権者】
- 秋月ねこ柳 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.00(10/07/16)