REVIEW(10/11/04)
敵の出現位置に合わせて武器を使い分けるRPG風のパズルゲーム「バトリクス」
色が変化して攻撃態勢に入ったモンスターから優先的に倒そう
「バトリクス」は、攻撃範囲の異なる5種類の武器を使い分けて敵を倒すRPG風の2Dパズルゲーム。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
画面はRPGの戦闘画面のようで、右側に自分のキャラクターが表示され、左側に敵モンスターが表示される。ゲームの目的は“もぐら叩き”に近く、5×5のマス上にランダムに出現するモンスターをクリックして攻撃していく。ただし本作は、“もぐら叩き”のように瞬発力を競うのではなく、モンスターの出現位置に応じて最適な武器を選択する判断力が重要となる。また、モンスターには耐久力があり、必ずしも一撃で倒せるとは限らない。種類によっては何度も攻撃を繰り返す必要があるだろう。
武器は5種類用意されており、それぞれ威力と攻撃範囲が異なる。たとえば“レイピア”は威力は高いものの、一度に1体の敵しか攻撃できない。また“ランス”は、威力は分散されるが、横一列の敵をまとめて攻撃できる。広範囲に攻撃できる武器は、攻撃する位置によって威力が異なり、たとえば“ランス”の場合は中心ほど威力が高い。
マウスの右クリックで武器を選んだら、より多くの敵に効率よくダメージを与えられる位置を左クリックして攻撃しよう。敵は、こちらが攻撃するまでは何もしてこないため、じっくりと武器や攻撃する位置を選ぶことが可能だ。
敵を攻撃すると、新しい敵が出現するとともに、残った敵の色が変化する。敵は出現してもすぐに攻撃してくるわけではないが、真っ赤になるまで倒せずにいると攻撃してくるため、色が変化した敵から優先的に倒すとよいだろう。
武器のなかでは“ハンマー”が最も強力で、3×3マスの敵を一度に攻撃できる。ただし、“ハンマー”を使うと敵が赤くなる速度が速くなってしまう。とくにゲームを進めると初めから色が変化している敵が出現するため、“ハンマー”に頼りすぎるのは禁物だ。
武器は使い込むことで最大5レベルまでレベルが上がり、与えられるダメージが増加したり、攻撃範囲が広がっていく。また、敵の攻撃を受けるとハートが減ってしまい、すべてなくなるとゲームオーバーとなるが、連続で敵を倒すことでハートを回復することが可能。あせらずじっくりと武器を選び、できる限り多くの敵を撃破しよう。
- 【著作権者】
- UUE 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- -(10/10/28)