REVIEW(11/01/21)
描いた地図から3Dダンジョンを再現できるダンジョン用マッピングソフト「Mapic」
描いたマップを“Twitpic”に投稿しながらツイートする機能も備える
「Mapic」は、3Dダンジョンなどのマップを方眼上に作成するソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 3.5が必要。
作成したマップからダンジョンの3D表示を再現できるのが特徴。再現したダンジョンは壁と扉のみで構成され、中をカーソルキーで自由に移動可能。本機能を使えば、たとえば3DダンジョンRPGのマッピング中に同じ視点にすることでマップの描き間違いがないか確認できるほか、オリジナルのダンジョンを作成した際にキャラクターの視点でダンジョンがどう見えるかを体験できる。
マップの作成方法は、左ペインのラジオボタンで“壁”“扉”などの描写したい項目を選択し、右ペインの方眼状のスペースにマウスカーソルで描いていくだけ。項目の選択はマウスのほかショートカットキーでも切り替え可能で、手早くマップを作成できるのがうれしい。“壁”“扉”のほか、宝箱や階段などの“アイコン”、マス内に色を付加できる“エリア”などもマップ上に設置できる。“アイコン”と“エリア”は別途用意した画像に差し替えることも可能。
マップにメモを付加する機能も備えており、設置した“アイコン”の座標をメモ上に挿入することも可能。また、マップ内にアルファベットを設置できる“文字”機能を備える。これらの機能を活用すれば、複雑なダンジョンでもわかりやすいマップを描けるだろう。
さらに、カーソルキーだけで大雑把なマップを作成する機能も備える。[編集]メニューの[方向入力編集(test)]項目から“方向入力マッピング”ダイアログを表示すると、方眼上にカーソルキーで移動できる矢印アイコンが出現する。矢印を移動させると、前と左右に壁が自動で設置される仕組み。
作成したマップは独自形式で保存できるほか、BMP/PNG形式の画像として出力可能。マップの画像を直接“Twitpic”や“フォト蔵”に投稿しつつ、“Twitter”にコメントつきでツイートする機能も備える。また、作成中のマップ全体を[編集]-[シフト]で4方向に移動させることも可能。
- 【著作権者】
- jzunkodj4y 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.724(10/11/03)