REVIEW（11/02/01）

　「金に物を言わせて!!」は、ブロックなどを配置して主人公をゴールまで導くアクションパズルゲーム。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。ベクターのライブラリページからダウンロードできる。

　画面は横視点の2D固定型で、フィールド上には足場となるブロックやモンスターなどが配置されている。プレイヤーはキーボードで主人公を操作しつつ、マウスでフィールド上に新たなブロックを設置して足場を作ったり、爆弾を使ってモンスターを倒すことが可能。主人公をフィールド上の宝箱まで導ければステージクリア。フィールド上のトゲやモンスターにぶつかったり、足を踏み外して画面外へ落下してしまった場合や、残り時間が切れてしまうとゲームオーバーとなる。

　ブロックや爆弾といったアイテムにはそれぞれ価格が設定されており、アイテムを使うたびに所持金が減っていく。また本作は、ステージクリア時の所持金と残り時間が多いほど高得点を得られる仕組み。足場から落下しないように隙間なくブロックを敷き詰めていくなど、金に物を言わせてアイテムを大量に使えば簡単にクリアできるが、その分スコアが減ってしまうため、ハイスコアを狙うにはできる限りアイテムの使用を抑えることが重要だ。

　また、ブロックはいくつか種類が用意されており、それぞれ特性や価格が異なる。たとえば茶色いブロックは特殊な効果をもたず、価格は50ドル。また、中央に1と書かれたブロックは設置費用が10ドルと安価な代わりに、設置してから1秒後に消えてしまう。そのほか、価格は60ドルと高価だが、設置するとエレベーターのように画面上部まで昇っていくブロックなどが存在する。

　利用できるアイテムはステージによって異なるため、どのアイテムを使うのが最も効率がよいのかを考えながらプレイしよう。とくに爆弾は200ドルと高価なため、できる限り敵は倒さずに、ジャンプなどを駆使して避けながら進むとよいだろう。