REVIEW(11/09/29)
獲得した矢印の方向へ移動・攻撃してブロックを全部壊すパズルゲーム「Ruld」
どの向きの矢印を使ってブロックを壊すのかがポイント
「Ruld」は、自機を操作してフィールド上のブロック壊していくパズルゲーム。Windows XPに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7での動作も確認した。ベクターのライブラリページからダウンロードでき、動作にはRPGツクールVXのランタイムが必要。
画面は2Dで、フィールド上には正方形の足場が隙間を開けて配置されている。足場はステージによって並び方が異なり、たとえば4つの足場が四角形になるように配置されていたり、カタカナの“ト”の形になるように配置されている。キーボードのカーソルキーで自機を操作し、足場の上に存在するひし形のブロックをすべて破壊できればステージクリアだ。
ただし、自機はそのままでは足場と足場の間にある隙間を越えてほかの足場へ移ったり、ひし形のブロックを壊すことはできない。そこで重要となるのが、時計周りで一定時間ごとに90度ずつ回転する矢印の描かれたブロックだ。自機を矢印のブロックにぶつけると矢印が消え、ぶつけたときの向きの矢印を獲得できる。
矢印を獲得すると、矢印が示す方向へのみ隙間を越えて足場を移動できるようになる。さらに、たとえば上向きの矢印を獲得している場合はひし形のブロックの下側からぶつかるというように、矢印の向きに従ってぶつかることで、矢印を消費してひし形のブロックを壊すことが可能。矢印は複数もつことが可能だが、同じ向きの矢印は、1つ目を消費するまで獲得することはできない。また、現在もっている矢印の向きは画面左上で確認可能。
獲得する矢印の向きを考えるのはもちろん、移動に必要な矢印を先に消費してしまうと行き詰まってしまうため、どの向きの矢印でブロックを壊すのかがステージをクリアするために重要となる。また、隙間を越えた先にひし形のブロックや矢印のブロックがある場合は、壊したり獲得したりせずにブロックの上に乗ることが可能。ステージによってはこのテクニックが必要となるだろう。
本作には、全40ステージが用意されている。スペースキーなどを押せば、現在のステージを何度でもやり直せるので、全ステージ制覇に挑戦してみよう。また各ステージには、一箇所だけ色の違う足場が存在し、最後のブロックをその足場で壊せばクリアに加えてポイントが加算される仕組みとなっている。
- 【著作権者】
- さわぴょん 氏
- 【対応OS】
- Windows XP(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2.0