REVIEW(12/03/26)
種の色を揃えて花を咲かせる連鎖重視のスコアアタック型パズルゲーム「ワノハナ」
花を咲かせた際にできる白い種をうまく使って連鎖を伸ばそう
「ワノハナ」は、同じ色の玉を4つ揃えて花を咲かせていくスコアアタック型の2Dパズルゲーム。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。本作は「WOLF RPGエディター」を使って制作されたゲームを集めるイベント“ウディフェス”の応募作品で、同イベントのWebサイトからダウンロードできる。
画面には、正方形のフィールド上に7×7の計49個のカラフルな玉が規則正しく並んでいる。本作ではこの玉が“種”を表しており、同じ色の種を4つつないで小さな正方形を作ることで、4つの種の中央に種と同じ色の花を咲かせてスコアを得ることが可能。さらに、同じ色の花が2つ以上隣接すると、双方の花が消えてスコアを得られる。スコアを得る方法はこの2つのみで、制限時間3分間の間にどれだけスコアを稼げるかを競うのが目的。
操作はマウスのみで行う。マウスの移動で4つの種が作る小さな正方形を選択し、マウスの左クリックで選択している4つの種を反時計回りに回転でき、右クリックで時計回りに回転させることが可能。これを繰り返して、バラバラに並んでいる種の色を揃えていこう。一度の回転で連続して花を咲かせたり消したりすると連鎖が成立し、より多くのスコアを得ることが可能だ。
同じ色の種を4つ揃えると、花が咲くとともに種の色が白く変化する。この白い種は、どの色の種としても扱うことが可能。これにより、4つ揃えて花を咲かせた種の近くに、4つ揃いかかっている種があれば、白い種を利用して花を咲かせることができるわけだ。白い種を使うことを考慮し、花を咲かせるだけでなく、その周りの種の配置にも気を配れば、連鎖を伸ばすことが可能だ。また白い種は、花を咲かせたあとはほかの色に変化し、通常の種と同様に自由に動かすことが可能。
またハイスコアを狙う上で重要となるのが、画面右下に表示されるスコアレートだ。スコアレートは、獲得したスコアにかかる倍率を表し、最大16倍まで上昇する。スコアレートには、倍率とともにゲージが表示されており、花を咲かせたり消すことでゲージを溜めてレートを上昇させることが可能。ただし、ゲージは時間経過とともに減少し、ゲージがなくなると倍率が低下してしまうので注意しよう。
さらに本作はリプレイ機能を備えており、自分や友人のプレイを画面上で再現することが可能。大連鎖が決まったりハイスコアを獲得した際には、リプレイを保存しておくとよいだろう。
- 【著作権者】
- れいさんチ 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.10(12/03/12)