REVIEW(12/09/25)
MIDIシーケンサーと仮想音源を接続できるようにする仮想MIDIポート「loopMIDI」
接続したいMIDI対応ソフトのMIDIアウトとMIDIインに仮想MIDIポートを割り当てるだけ
「loopMIDI」は複数の異なるMIDI対応ソフトを接続できるようにする仮想MIDIポート作成ソフト。Windows XPから7および同64bit版に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを使えば、MIDIアウトプットとMIDIインプットが設定できるソフトならどんなものでも連携させることが可能。たとえば、多機能MIDIシーケンサー「Domino」のMIDIアウトプットとVSTインストゥルメントのホストアプリケーション「VSTHost」のMIDIインプットを接続して、外部MIDI音源なしの音楽制作環境を構築できる。
使用するには、本ソフトを起動して画面左下にある[+]ボタンを押し、任意の名前をつけた仮想MIDIポートを作成する。あとは、接続したいMIDI対応ソフトのMIDIアウトプットとMIDIインプットに作成した仮想MIDIポートを割り当てるだけで連携させることが可能。
仮想MIDIポートを作成したあとは本ソフトを閉じてもタスクトレイに常駐し、作成した仮想MIDIポートを利用できる。また、タスクトレイアイコンからメニューを表示し、[Autostart loopMIDI]項目を選択するとOSの起動時に自動で本ソフトを起動できるようになるほか、[Start minimized]項目を選択するとタスクトレイに格納した状態で本ソフトを起動するすることが可能。
- 【著作権者】
- Tobias Erichsen 氏
- 【対応OS】
- Windows XPから7および同64bit版
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎、個人での非商用利用のみ)
- 【バージョン】
- 1.0.5 (15)(12/08/25)