レビュー
システムやアプリ、ユーザーによる最近の操作をリスト化「LastActivityView」
テストやトラブルシューティングに役立つ
(2013/1/8 10:32)
「LastActivityView」は、システムやアプリケーション、ユーザーが最近行った操作をチェックできるソフト。Windows 2000からWindows 8までのすべてのWindows(32bitおよび64bit版)に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトは、レジストリやWindowsのログファイル、プリフェッチ機能(アプリの起動を高速化するためのデータ先読み機能)のログ、ミニダンプなどといったデータを収集・分析し、OSやアプリが行った直近の作業履歴(アクティビティ)をリスト表示する。多少正確性に欠けるほか、リアルタイムの情報ではないという欠点はあるが、システムに負荷がかからず手軽であることはメリット。本格的なツールとうまく使い分けて利用したい。
本ソフトが検出できる操作は以下の通り。
- 実行ファイルの起動
- 開く・保存ダイアログを利用したファイルの選択
- ファイルまたはフォルダのオープン
- エクスプローラによるフォルダの表示
- ソフトのインストール
- システムの開始(起動)、シャットダウン、スリープ状態からの再開
- ネットワーク接続・切断
- ソフトウェアのクラッシュや停止
- ブルースクリーン(BSOD)の発生
- ユーザーログオン・ログオフ
- 復元ポイントの作成
- Windowsインストーラの開始・終了
また、アクティビティをCSV/XML/HTML形式のファイルとして保存したり、クリップボードへコピーすることも可能。アプリのテストやトラブルシューティングに役立つかもしれない。
ソフトウェア情報
- 「LastActivityView」
- 【著作権者】
- Nir Sofer 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000からWindows 8までのすべてのWindows(32bitおよび64bit版)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.01(12/12/11)