レビュー

Windowsでもフリック入力が可能な仮想キーボード「Fスクリーンキーボード」

ボタンを指でフリックする代わりにマウスでドラッグすることで入力する文字を選択

「Fスクリーンキーボード」v1.00c
通常のキーボードを模した画面

 「Fスクリーンキーボード」は、スマフォなどで一般的になったフリック入力をWindows上で利用できる仮想キーボードソフト。Windows XP/8に対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7での動作も確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 起動するとデスクトップ最前面に通常のキーボードを模したウィンドウが現れる。このウィンドウを右クリックすると、フリック入力用画面に切り替わる仕組み。フリック入力用画面では、ボタンを指でフリックする代わりにマウスでドラッグすることで、入力する文字を選択可能。

 また、スマフォ向けのフリック入力と異なり、濁音や“っ”“ぁ”といった小書き文字専用のボタンが用意されているほか、アルファベット入力用のボタンも1つの画面内に表示されている。[Tab][半角/全角][Shift][Esc]キーや、カーソルキーを入力できるボタンが用意されているのも便利。

 さらに、通常のキーボードを模した画面でもボタンをドラッグすることで、[Shift][Ctrl][Alt]キーと組み合わせた入力を実現できる。そのほか、実際のキーボードで入力した際は該当するボタンの色が変わるほか、ウィンドウの端をドラッグすることでウィドウサイズを自由に変更可能。

ソフトウェア情報

「Fスクリーンキーボード」
【著作権者】
sumishiro 氏
【対応OS】
Windows XP/8(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.00c(13/03/15)

(長谷川 正太郎)