レビュー
自動でRPGのフィールドマップを生成できる「ワールド マップ自動生成」
ワンボタンで海と平野、山などを色分けした自然なフィールドマップを生成可能
(2013/4/10 10:24)
「ワールド マップ自動生成」は、自動でRPGのフィールドマップを生成できるソフト。Windows XP/Vista以降に対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードでき、動作にはAdobe AIRが必要。
見下ろし2D型のRPGなどを制作する際にはフィールドマップを描く必要があるが、手動で描くとどうしても自然な地形を作りづらい。本ソフトを使えばワンボタンで海と平野、山などを色分けした自然なフィールドマップを生成可能。
画面はタブ切り替え式になっており、マップの生成は[マップ生成]タブで行う。そのほかのタブはReadme相当の文書など追加情報となっており、マップの生成では利用しない。
[マップ生成]タブの“サンプル設定”領域にあるボタンを押すことでマップを生成できるほか、“保存”領域のボタンからは生成したマップをPNG画像やJSON形式のテキストとして保存できる。また、“出力”領域ではマップのサイズと1マスを何ピクセルで表示するかを設定可能。“色設定”領域では、通常の海・平野・山で構成されたマップの配色から、氷・岩・海で構成された“雪原”や、溶岩・山・海で構成された“火山地帯”といった配色へ切り替え可能。
さらに、“生成”領域の[上級者向け設定]ボタンを押すと、“レイヤー数”“細かさ係数”“重ね係数”欄が現れる。これらの数値を変更することで、地形の入り組み度合いや複雑さなどを調節してマップを生成可能。
そのほか、本ソフトは作者のWebサイト上で動作するWebアプリ版も用意されている。
ソフトウェア情報
- 「ワールド マップ自動生成」
- 【著作権者】
- 柳井 政和 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista以降(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1.0(13/04/04)