レビュー
斜めから撮った建物の写真を正面から撮ったように変形「PerspectiveImageCorrection」
書類やホワイトボードを撮影して記録した際の歪みを修整する場合にも
(2013/4/22 16:56)
「PerspectiveImageCorrection」は、斜めから撮影した建物などの写真を正面から撮影したように変形できるソフト。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 3.5が必要。
建物の写真を撮影するとアングルや遠近感の関係で被写体が歪んでしまい、正確な形状を把握しづらくなってしまうことがある。本ソフトを使えば、簡単に真正面から見たように修整可能。また、書類やホワイトボードを撮影して記録した際の歪みを修整する場合にも利用できるだろう。
使い方は簡単で、画面左側に表示されたプレビュー上で、歪みを修整したい長方形を探し、その四隅をクリックすればよい。四隅がクリックされると同時に変形が行われ、右側のプレビューに変形後の画像が表示される。あとは右上にある保存ボタンを押せば、変形後の画像を保存可能。また、マウスホイールの回転で画像のズームイン・アウトが行えるほか、画像の回転機能も備える。
さらに、[Option]メニューの[Left View][Right View]サブメニューで[Right Click Menu]項目を選択すると、プレビュー上で右クリックメニューを利用できるようになる。右クリックメニューからはぼかしフィルターや明るさの調整、リサイズといった機能を利用可能。
ソフトウェア情報
- 「PerspectiveImageCorrection」
- 【著作権者】
- Wolfgang Schroeder 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0.3