レビュー
シンプルでマウスでもキーボードでも使いやすい3DCGモデルビューワー「Hira 3D Viewer」
3DS/DXF/GTS/OBJ/STLの読み込みに対応。プラグインで拡張することも
(2014/3/27 15:17)
「Hira 3D Viewer」は、シンプルで使い勝手のよい3DCGのモデルビューワー。Windows 2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトやベクターのライブラリページからダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、3DCGソフトで作成したモデルファイルを読み込み、レンダリングして表示することが可能。1つの画面に複数のモデルファイルを読み込むこともできる。さらに画面右側にあるオブジェクトツリーを利用すれば、オブジェクトのレンダリングを個別にON/OFFしたり、描画する際の色や透明度を指定することも可能。
視点移動はマウスでもキーボードでもできるようになっている。たとえば、レンダリング画面をドラッグするとオブジェクトが回転(スピン)する。マウスの中ボタンを押しながらドラッグすれば拡大縮小(ズーム)、左右ボタンを押しながらドラッグすれば平行移動(パン)だ。キーボードの場合は十字キーでスピン、[PageUp][PageDown]キーでズーム、テンキーでパンとなる。これらの操作方法はレンダリング画面にも表示されているので、最初はそれを見ながら一つずつ操作を覚えていけばよいだろう。
そのほかにも平行移動などの変形機能、2点間の距離を測定したりできる解析機能、モデルの断面を表示する機能などを備える。初期状態で対応するファイル形式は3DS/DXF/GTS/OBJ/STLの5つ。これらの読み込み処理はプラグイン化されており、プラグインを開発すれば対応ファイルを拡充することもできる。
ソフトウェア情報
- 「Hira 3D Viewer」
- 【著作権者】
- Nobuki HIRAMINE 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.26(08/06/21)