連番を四則演算するなどさまざまなテキスト生成ができる「PL_StringConstructor」

「PL_StringConstructor」v2.10

　「PL_StringConstructor」は、13種類のテキスト生成・変換処理を自動化できるソフト。Windows XP/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 2.0が必要。

　13種類の処理はタブを切り替えることで利用する仕組み。たとえば、［数列付加文字列の作成］タブでは、繰り返した回数だけ増える変数を四則演算した結果を挿入したテキストを連続生成できる。また、［雛形付き文字列作成］タブでは表形式で入力した文字列を挿入したテキストを生成でき、表にCSV形式のテキストを貼り付けて利用することも可能。

［数列付加文字列の作成］タブ

［雛形付き文字列作成］タブ

　［一括置換］タブでは検索文字列と置換文字列を表形式で複数入力しておき、一気に置換できるほか、［行番号追加］タブでは行頭・行末に指定した桁数の行番号を付加できる。［行連結］タブで2つの改行区切りのデータを、指定文字列で区切られた1つのデータにすることもでき、行の順番に沿って1対1で組み合わせるほか、各データの全行において可能な組み合わせをすべて生成することも可能。［行ソート］タブでは行を五十音順のほか、行の長さや行頭の数字順、元の順序の逆順などで並べ替えられる。

［一括置換］タブ

［行番号追加］タブ

［行連結］タブ

［行ソート］タブ

　そのほか、指定した文字列でテキストファイルを分割したり、複数のテキストファイルを連結する機能を備える。また、複数行にわたる文字列を検索する、文章内に指定した文字列がいくつあるかを数えるといったことも可能。ほとんどの処理結果はクリップボードへコピーすることが可能で、貼り付けて複数の処理を連携させたり、他のソフトで利用できる。