レビュー
「Visual Studio」拡張機能を常に最新に保つ拡張機能「Visual Studio Auto Updater」
「Visual Studio」の起動時にバックグラウンドで自動アップデート
(2015/1/8 15:23)
「Visual Studio Auto Updater」は、「Visual Studio」にインストールされた拡張機能を自動更新する拡張機能。「Visual Studio 2013」に対応する拡張機能で、編集部にてWindows 8.1上の「Visual Studio Community 2013」で動作を確認した。“Visual Studio ギャラリー”から無償でダウンロードできる。
「Visual Studio Professional」相当の機能をもつ無償版「Visual Studio Community 2013」が提供されたおかげで、ホビープログラマーにとってもVisual Studio拡張機能が身近な存在となった。拡張機能を活用すれば、「Visual Studio」の生産性をこれまで以上に高められるだけでなく、「Visual Studio」を自分好みにカスタマイズして、楽しく利用できるようになる。
しかし、「Visual Studio」には拡張機能を自動でアップデートする機能がない。1つや2つだけならまだしも、それ以上になればアップデートの手間は馬鹿にならないものがある。支障さえなければ、この手の処理は自動でやってほしいところだろう。
そこでお勧めしたいのが、「Visual Studio Auto Updater」だ。本拡張機能を利用すると、「Visual Studio」の起動時に拡張機能のアップデートの有無をバックグラウンドでチェックし、自動でアップデート処理を行う。ただし、MSI形式のインストーラーで提供されている拡張機能や、更新の際に管理者権限を必要とする拡張機能、「Visual Studio」の一部として出荷されている拡張機能は自動アップデートの対象外となるので注意。
また、「Web Essentials」をはじめとする一部の拡張機能も自動アップデートを好まない開発者が少なくないことなどから、初期設定では自動更新の対象外となっている。自動更新の対象に含めるには、[ツール]-[Auto Update Extensions]メニューを開いて拡張機能のチェックをONにすればよい。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Auto Updater」
- 【著作権者】
- Mads Kristensen 氏
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.3(15/01/08)