レビュー
指定したドライブやフォルダーを監視するシンプルなツール「FolderChangesView」
最初・最後にイベントが発生した日時や、ファイルの作成・編集・削除の回数も得られる
(2015/10/27 05:05)
「FolderChangesView」は、指定したディスクドライブやフォルダーを監視するツール。64bit版を含むWindows 2000からWindows 10までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトは、指定したディスクドライブやフォルダーを監視し、作成・編集・削除されたファイルの名前をリアルタイムで列挙することが可能。アクセス許可さえあれば、ネットワーク共有されたリモートフォルダーの監視も行える。実行ファイル単体で動作するポータブルアプリになっているので、USBメモリなどに入れて持ち運べば役に立つこともあるだろう。
利用するにはまず、監視対象のディスクドライブやフォルダーを選択する必要がある。初回利用時に[Choose Folder]ダイアログが現れるので、監視対象のパスを指定しよう。パスはカンマ区切りで複数指定することが可能。そのほかにも、このダイアログではサブフォルダーを監視対象に含めるか含めないか指定したり、除外フォルダーを登録したり、ワイルドカードでファイル名をフィルタリングしたり、監視対象のファイルのサイズの最大値・最小値を指定することができる。
本ソフトでモニタリングの際に取得できる情報は、ファイルの名前、パス、所有者、最初にイベントが発生した日時、最後にイベントが発生した日時など。作成回数・編集回数・削除回数も得られる。また、右クリックメニューから当該ファイルの場所をエクスプローラーで開くことも可能。取得した情報をクリップボードへコピーしたり、TXT/HTML/XML形式などでファイルとしてエクスポートすることもできる。
ソフトウェア情報
- 「FolderChangesView」
- 【著作権者】
- Nir Sofer 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 2000から10まで
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.80(15/10/13)