レビュー
とっておきの画像を“ぷるぷる”“ぐわんぐわん”させて閲覧できる「おかずの友」
見慣れた画像も迫力と臨場感が増し、また新鮮な気持ちで楽しむことができる
(2015/11/26 13:13)
「おかずの友」は、画像に動きをつけて閲覧できるビューワー。Windows 10に対応するフリーソフトで、ベクターのライブラリページからダウンロードできる。
本ソフトは、DirectXを利用した画像ビューワー。最大の特徴は、画像に上下や左右の“揺れ”を加えることができること。どんなにお気に入りの画像であっても、何度も見るうちに飽きてしまうものだ。しかし、それに動きを加えると迫力と臨場感が増し、また新鮮な気持ちで画像を楽しむことができる。たとえば、乗馬マシンに乗っている画像に“揺れ”を加えれば、躍動感を感じられる画像になるだろう。
本ソフトを起動するとファイルの選択ダイアログが表示されるので、まずお気に入りの画像を選択しよう。対応する画像フォーマットはBMP/JPEG/PNG/GIF形式で、システムに「Adobe Acrobat Reader」がインストールされていればPDF形式、「Adobe Flash Player」がインストールされていればSWF形式のコンテンツを閲覧することも可能。アニメーションGIF画像もサポートされている。
画像の揺れ(slide)は、マウスのドラッグで設定する仕組み。下方向に小さくドラッグすると上下に“ぷるぷる”と小刻みに揺れ、左方向に大きくドラッグすると左右に“ぐわんぐわん”と大きく揺れる。もちろん斜め方向に揺らすことも可能。
さらにマウスホイールを利用すれば、揺れの速度を変えることもできる。ガンガン揺らすのもよし、ゆっくり優しく揺らすのもあり。「おかずの友」をアクティブにすると現れるパネルを操作すれば、コンテンツの位置(move)や拡大率(zoom)を調整することできるので、個人的にグッとくる揺れ具合が得られるまでいろいろと調整してみるとよいだろう。“slide”“move”“zoom”の各パラメーターは、マウスを操作すると現れるポップアップで確認できる。
お気に入りの揺れが調整できたら、「おかずの友」を放置してみよう。するとパネルが消え、「おかずの友」がスライドショーモードに移行する。このスライドショーモードでは、最初に選択したコンテンツのあるフォルダーにあるファイルが次々と再生されていくが、そのそれぞれに対して固有の揺れを設定することが可能。他の作業をしており手がふさがっていても、揺れ画像が思う存分楽しめる。もし画像を飛ばしたい場合は、左右のカーソルキーを押せばよい。
そのほかにも、右クリックでカーソルの種類を変更する機能を搭載。初期状態では“バナナ”しか用意されていないが、好みで手のひらやキノコにしてみてもよいのではないだろうか。
ソフトウェア情報
- 「おかずの友」
- 【著作権者】
- 26℃ 氏
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.4.13