レビュー

仮想ディスクを右クリックメニューから簡単にマウント「VHD For Context Menu」

VHD/VHDX/ISO形式に対応

「VHD For Context Menu」v1.0

 「VHD For Context Menu」は、仮想ディスクを右クリックメニューから簡単にマウントできるようにするツール。64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 Windows 7以降のOSでは仮想ハードディスクがネイティブでサポートされており、仮想ハードディスクの作成・接続(アタッチ、マウント)・切断(デタッチ、アンマウント)といった処理がコマンドライン(DiskPart.exe)や「ディスクの管理」から行えるようになった。これをさらに手軽に利用できるようにしたのが、「VHD For Context Menu」だ。

 「VHD For Context Menu」を利用すると、仮想ディスクファイルの右クリックメニューにマウントやアンマウントのコマンドを追加することが可能。使い方も簡単で、起動して有効にしたいコマンドとファイル形式のチェックボックスをONにして[Install]ボタンを押せばよい。右クリックメニューのコマンドが増えるのを好まない場合は、[送る]メニューにコマンドを追加することもできる。追加したコマンドを削除したい場合は、[Uninstall]ボタンを押せばよい。

仮想ディスクファイルの右クリックメニューにマウントやアンマウントのコマンドを追加
マウントされた仮想ディスク(「ディスクの管理」で表示した様子)

 そのほかにも、エクスプローラーの右クリックメニューを設定するレジストリ項目へアクセスしたり、[送る]メニューのフォルダーを開く機能を搭載している。これらの機能は[Menu]ボタンから利用できる。

 なお、本ソフトではVHD/VHDX/ISO形式に対応しているが、VHDX/ISO形式はWindows 8以降でなければOSでサポートされていないので注意しよう。

ソフトウェア情報

「VHD For Context Menu」
【著作権者】
Sordum.org
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.0(16/01/01)

(樽井 秀人)