レビュー
“逆再生”動画を手軽に作成できる「Video Time Reversal」
WMV/MOV/AVI/MTS/MP4/3GPに対応。音声の除去や逆再生も可能
(2016/1/21 05:05)
「Video Time Reversal」は、手軽に“逆再生”動画を作成できるツール。寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、本来記録されたのとは逆の時間方向で再生した“逆再生”動画を手軽に作成できる。何かが飛び出す様子を映した動画を何かに飲み込まれる動画に変えたり、高いところから飛び降りた様子を写した動画をジャンプで飛び上る動画に変えてしまったりと、工夫次第で面白い動画を作り出すことができる。
逆再生動画を作成するには、まずメイン画面左上にあるフォルダーボタンを押す。するとファイルの選択ダイアログが現れるので、ソースとなる動画を指定しよう。対応する動画形式はWMV/MOV/AVI/MTS/MP4/3GPだ。
正常に動画ファイルを読み込めたら、次にフォルダーボタンの下にある矢印のボタンを押す。ファイルの保存ダイアログが表示されるので、保存先のパスを指定すれば変換処理が始まる。
出力ファイルの形式は初期設定だと“Motion JPEG”形式となっているが、設定画面でWMV形式やMP4形式を指定することも可能。入力ファイルと同じ形式を選択することもできるが、ファイル形式によっては変換に対応していないので注意しよう。
そのほかにも、設定画面では音声データの扱いを変更したり(音声の除去、音声も逆再生、別ファイルへ保存など)、変換速度を“Slow”と“Fast”の2つから選択することが可能。変換速度の既定は“Fast”だが、よい結果が得られない場合は“Slow”を試してみるとよいだろう。また、出力形式が“Motion JPEG”形式以外の場合はビットレートなども調整できる。
ソフトウェア情報
- 「Video Time Reversal」
- 【著作権者】
- Xander 氏
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 2.08(15/01/12)