レビュー
ワンキー&マウスによる操作が快適な画像ビューワー「見る人WPF」
マウスで拡大・縮小・スクロール、キーボードで画像切り替えなどが可能。動画にも対応
(2016/1/27 05:05)
「見る人WPF」は、静止画・動画に対応する軽快なビューワー。Windows Vista以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。動作には.NET Framework 4.5.2以降が必要。
本ソフトは、ジョイパッドを用いるキャプチャー「SNAPP」やフォルダーをすばやく開ける「GO for Windows」などの作者SANDMAN氏が手がけた画像ビューワー。画面構成は画像の表示されるウィンドウのみとシンプルで、ツールバーなどは表示されない。本ソフトのアイコンやウィンドウへファイルをドラッグ&ドロップするか、画像ファイルへ本ソフトを関連付けておいて画像を開き、マウスとキーボードで操作する仕組み。
マウスでは、左ドラッグで画像のスクロール、右ドラッグで左右回転、マウスホイールで画像の拡大・縮小が行える。動画の場合はホイールボタンを押しつつ左右へドラッグすることで再生位置を変更可能。ただし、アニメーションGIFの再生位置は変更できない。
キーボードでは、[←][→]キーで表示する画像の切り替えが可能。[S]キーでは画像の表示順を日付とファイル名から切り替えられるほか、画像の原寸大表示やウィンドウサイズに合わせた表示などが行える。
対応するフォーマットは、静止画がBMP/ICO/JPEG/GIF/TIFF/PNG、動画はアニメーションGIF/MPEG4/WMV。適切なコーデックがインストールされていれば3GP/FLV/M2TS/MKV形式の動画も再生できるという。
本ツールはシンプルな操作性と軽快さを兼ね備えており、画像ファイルに関連づけておけばすばやく画像を確認したい時など快適に利用できるだろう。
なお、執筆時現在編集部にて作者Webサイトへ「Firefox」でアクセスしたところ、本ソフトのダウンロードページを表示できなかった。「Internet Explorer」や「Google Chrome」など、別のWebブラウザーを利用することで表示できる。
ソフトウェア情報
- 「見る人WPF」
- 【著作権者】
- SANDMAN 氏
- 【対応OS】
- Windows Vista以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.00(16/01/25)