REVIEW(09/07/27)
「Firefox」を“プライベートブラウジング”状態で起動できる拡張機能
専用のショートカットファイルを作成しておくと便利
「Private Browsing Command Line Flag」は、「Firefox」の“プライベートブラウジング”機能を手軽に利用できる拡張機能。「Firefox」v3.5以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP/Vista上の「Firefox」v3.5.1で動作を確認した。ライブラリサイト“Firefox Add-ons”からダウンロードできる。
“プライベートブラウジング”とは、一時的にWebページの閲覧履歴、検索履歴、フォーム入力履歴、ダウンロード履歴、一時ファイル、Cookieを保存せずにWebブラウズができる機能で、共有PCなどを使う際の個人情報保護に活用できる。
「Firefox」ではv3.5より搭載された機能で、最近ではIE8、「Google Chrome」、「Safari」でも同等の機能が搭載されており、Webブラウザーの一機能として欠かせないものとなってきている機能だ。
「Firefox」v3.5で本機能を利用するには、[ツール]メニューから[プライベートブラウジングを開始]をクリックすることで有効にできる。しかし、各種履歴を残したくない状況にもかかわらず、うっかり機能を有効にし忘れてしまうといったこともあるだろう。
本拡張機能は、「Firefox」の起動オプションに“-private”をつけることで、起動と同時にプライベートブラウジングを有効にできるというもの。起動オプションを付加した専用のショートカットファイルを作成しておけば、意識することなくプライベートブラウジングの状態でWebブラウズができる。もちろん、この状態で起動したあとにプライベートブラウジングを無効化することも可能だ。
- 【著作権者】
- Jean-Charles Sisk 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2009.06.30(09/06/30)