REVIEW(09/09/02)
特定語句を含む“Twitter”の発言をデスクトップへ吹き出し表示「TweetBubbles」
次々と現れる吹き出しが楽しい、話題のハッシュタグをモニターする用途にお勧め
「TweetBubbles」は、ミニブログサービス“Twitter”上の特定キーワードを含むつぶやきを、デスクトップへ吹き出し表示できるソフト。Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作を確認した。なお、動作にはAdobe AIRが必要だが、未導入の場合は本ソフトをインストールする際に同時にインストールされる。
本ソフトは、“Twitter”のパブリックタイムライン上で特定キーワードを含むつぶやきを検索して、デスクトップ上へ吹き出し表示する。検索結果はほぼリアルタイムで更新されるので、話題のキーワードを登録しておくだけで、それに関連するつぶやきが、次々と吹き出しとしてデスクトップへ現れる。
“Twitter”では、つぶやき中に“#(半角英数字)”をつけたキーワードを含めて、ある特定の話題についてのつぶやきであることを示す“ハッシュタグ”と呼ばれる慣習がある。たとえば、先日行われた衆議院選挙では“#senkyo”というハッシュタグを利用して、多くのユーザーが意見をやり取りした。本ソフトは、そんな話題のハッシュタグをモニターするソフトとしてもお勧め。また、“@(自分のユーザー名)”を登録しておけば、PCでほかの作業をしていても自分へのリプライを逃すことがないだろう。いわば、デスクトップ全体を使った“Twitter”の新着通知ソフトとして使えるわけだ。
使い方は簡単で、起動時にモニターしたいキーワードを入力するだけ。初期状態では、吹き出しをデスクトップ両脇に表示する設定だが、吹き出しが邪魔になる場合のために、左右どちらかの端のみに表示する設定も用意されている。
起動後は、画面右下に「TweetBubbles」の制御パネルが表示される。制御パネルには4つのボタンがあり、吹き出し表示を一時的にOFFにしたり、指定中のキーワードを利用した“Twitter”の検索ページを開くことができる。
- 【著作権者】
- pickles inc.
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.21(09/08/31)